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原子核の構造と核モーメント
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次に電気四重極モーメントについてです。
原子核の中には前述のとおり電荷をもった陽子があり、
それらは軌道運動をしています。
このとき、原子核が球状であり、
つまり陽子が球対称状に分布していた場合は
電気四重極モーメントはゼロになり、
球対称からずれると(楕円形などのように形が変形していると)
電気四重極モーメントの値が大きくなります。
つまり、電気四重極モーメントを測定することで
原子核中の陽子の分布を知ることができ、
原子核の形を推測することが出来るようになるのです。




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